一人で抱え込まないでください

大切なご家族の変化に気づいたとき、不安になるのは当然のことです。
NELA LABは、認知機能について学びながら、本人とご家族が安心して生活を続けるための情報をお届けします。
こんなことで悩んでいませんか?
まず知ってほしいこと!!
物忘れ=認知症ではありません
認知機能は人によって変化が違います
早く気づくことは悪いことではありません
一人で抱え込まなくて大丈夫です
家族との関わり方

完璧な接し方はありません。
ご本人もご家族も、不安の中にいることがあります。
大切なのは「正解を探すこと」ではなく、「一緒に考えること」です。
| やってしまいがちな関わり方 | おすすめの関わり方 |
|---|---|
| 「さっきも言ったでしょ!」 | 「もう一度一緒に確認しようか」 |
| 「なんで覚えてないの?」 | 「メモを見ながら確認してみよう」 |
| できないことばかり指摘する | できていることを認める |
| 急かす・焦らせる | 本人のペースを尊重する |
| 何でも代わりにやってしまう | できることは本人に任せる |
| 間違いをその場で強く否定する | 気持ちを受け止めてから伝える |
| 「もう歳だから仕方ない」 | 「まだできることを一緒に続けよう」 |
| 一人で抱え込む | 家族や専門家に相談する |
| 外出を止めてしまう | 安全に外出できる方法を考える |
| 本人抜きで全て決める | 本人の希望を一緒に考える |
疲れないために頼れるものを増やしましょう。
大切な人を支えたいと思うほど、ご家族はつい頑張りすぎてしまいます。
でも、家族だけで全部を抱える必要はありません。
完璧にしようとしなくて大丈夫です。
迷ったとき、不安が続くときは、専門家や制度を頼ることも大切な選択肢です。

心を軽くする
完璧にしなくて大丈夫です。
怒ってしまう日があっても、自分を責めすぎなくて大丈夫です。
身近な人に話す
家族、友人、信頼できる人に話してみましょう。
言葉にするだけで、不安が少し整理されることがあります。
医療機関に相談する
気になる変化が続くときは、かかりつけ医、物忘れ外来、認知症外来などへの相談も選択肢です。
制度を使う
介護保険サービスは、デイサービス、訪問サービスなどは、本人と家族の生活を支えるための仕組みです。
相談先の例
- かかりつけ医
- 物忘れ外来
- 認知症外来
- 脳神経内科
- 精神科・老年精神科
- 地域包括支援センター
- ケアマネジャー
「どこに相談すればいいかわからない」という場合は、まず地域包括支援センターやかかりつけ医に相談してみるのも一つの方法です。
介護保険サービスという選択肢
介護保険サービスは、「もう家では無理になった人だけ」が使うものではありません。
本人の生活を支え、ご家族の負担を軽くするための大切な選択肢です。
- デイサービス
- 訪問介護
- 訪問看護
- 訪問リハビリ
- 福祉用具の利用
- ショートステイ
早めに知っておくことで、いざという時に慌てず選択しやすくなります。
ご家族からよくいただく質問
医療的な判断ではなく、日々の関わり方や生活習慣、トレーニング、介護保険サービスの考え方についてまとめました。
Q. 運動は本当に認知機能に良いのですか?
運動は筋力や体力だけでなく、脳への刺激にもつながると考えられています。 特にウォーキングや筋力トレーニング、脳と身体を同時に使うデュアルタスクは、認知機能への刺激として注目されています。
大切なのは、激しい運動ではなく「無理なく続けられること」です。
Q. 認知トレーニングは本当に意味がありますか?
認知トレーニングは、記憶力や注意力などの認知機能を使う機会を増やすことが目的です。
ただし、認知トレーニングだけでなく、運動、社会参加、生活習慣の見直しと組み合わせることが大切だと考えています。
Q. 生活習慣では、どんなことに気をつけると良いですか?
特別なことをいきなり始める必要はありません。 まずは、毎日の生活の中で整えやすいところから始めることが大切です。
- 睡眠のリズムを整える
- バランスよく食べる
- 身体を動かす機会をつくる
- 人と話す時間を持つ
- 外出するきっかけをつくる
Q. 本人にどう声をかけたら良いですか?
「できないこと」を指摘するより、「できていること」を認める関わり方がおすすめです。
間違いをすぐに正そうとするよりも、不安な気持ちや困っている気持ちに寄り添うことで、本人も安心しやすくなります。
Q. 同じ話を何度もするときはどうしたら良いですか?
何度も同じ話を聞くことは、ご家族にとって負担になることがあります。 その一方で、本人にとっては「不安」や「確認したい気持ち」が背景にある場合もあります。
「また同じことを言っている」と受け止めるのではなく、 「気になっているんだね」と一度受け止めることで、お互いのストレスが少し軽くなることがあります。
Q. デイサービスはどんな人に向いていますか?
デイサービスは、外出や交流、日中の活動量を増やすきっかけになることがあります。
- 家に閉じこもりがち
- 運動する機会が少ない
- 人と話す機会が少ない
- 生活リズムを整えたい
このような場合に、選択肢のひとつとして検討できます。
Q. 訪問リハビリはどんな人に向いていますか?
訪問リハビリは、自宅で専門職の支援を受けながら、身体機能や生活動作を見直す方法のひとつです。
- 外出が難しい
- 転倒が心配
- 自宅での動作に不安がある
- 生活に合わせた運動を知りたい
Q. 家族だけで頑張らないといけませんか?
いいえ。ご家族だけで全部を抱える必要はありません。
介護保険サービス、医療機関、地域包括支援センター、友人や他の家族など、頼れる人や仕組みはあります。
支える人が疲れ切ってしまわないことも、とても大切です。
支えることは、一人で頑張ることだけではありません。
頼れる人、頼れる機関を増やすこと
できることをできる範囲で続けること
一緒に笑える時間を大切にすること
その積み重ねが、ご本人だけでなく、ご家族の安心にもつながります。
NELA LABは、その一歩を応援しています。
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② 運動は認知機能に良いの?
③ 介護保険サービスの選び方